CS:GOトップ20プレイヤー2018 第2位に、Astralisに所属しているdeviceがランクインしました。
現在23歳のdeviceは幼い時よりConter Strikeをプレイしており、10代前半にはCS:Sourceでオフライン大会にも出場しました。
CSGOに移行した後は、Copenhagen Wolvesに加入し現在も共にプレイしているXyp9x、dupreehと出会います。しかし、2013年3月にモチベーションの問題の為チームから脱退しHeroicでプレイしますが3ヶ月後にはCopenhagen Wolvesに再加入します。
2013年、deviceはRating 1.14を記録し1年を終了しますがそれほど多くの大会に出場しておらず、TOP20には選出されませんでした。
2014年にはDigtnitsへ移籍し、更に2014年末にはkarriganがIGLとして加入します。2014年は3度メジャー大会に出場しますが、ビッグイベントでは上位入賞を果たせずに終わります。しかしdeviceはRating 1.10を記録しTOP20の20位に選出されます。
2015年にはTSMに移籍します。deviceとdupreehの2人が上手く噛み合い、3度のメジャー大会に加え5つの国際大会にて優勝を収め、2015年のTOPプレイヤー3位に選出されました。
2016年は現在加入しているAstralisに移籍し、cajunbに代わりKjaerbye、karriganに代わりgla1veが加入します。cajunbが移籍した事によりdeviceはフルタイムのAWPerとなり、当時の事についてdeviceは「自分のキャリアの中でもっと早くAWPの練習をしたほうがいいと言えばそうではなく、ライフルや他の役割としてのキャリアで得た経験はゲーム理解に非常に役に立ちました。」と明らかにしています。
Astralisが組織として成長するにつれて、メンバーは体力などゲーム外の面でも成長しなければなりませんでした。しかし当時よりdeviceは常にそのような事に注意を払っていたプレイヤーであり、そのような環境に移行するのは彼にとって容易な事でした。deviceは「私達は血糖値、睡眠パターン、時差ボケの対処などについてより多く学びました。現在、他のチームも運動等を初めていると思いますが、その上にもっと多くの学ぶべき事があります。RFRSHは私達にそれを教えてくれました。」とコメントを残しています。また、deviceは2年連続となるトッププレイヤー2位に選出されています。
*RFRSHとはAstralisの体力、メンタルトレーニング等諸々を管理する企業(詳細)
2017年に入り、deviceのキャリアは好調に見えていましたがストレス等により食道裂孔ヘルニアを発症。年末にかけてスケジュールが忙しくなるに連れて健康状態は悪化し約2ヶ月間ベンチに入る事となりました。
しかし、2017年上半期にてメジャー大会ELEAGUE Major Atlanta 2017、IEM Katowice 2018での優勝を獲得していた為deviceは2017年のトッププレイヤー5位に選出されています。
2018年に入り、deviceは17のオフライン大会に出場しました。
2018年のスタートであるメジャー大会ELEAGUE Major 2018はdeviceはラインナップに戻り、約2ヶ月ぶりのフルラインナップでの出場となりますが12-14位といった結果で終了します。deviceは2018年で最も低いRating 0.90を記録しています。
2月にはKjaerbyeがNorthに移籍し、OpTicよりMagiskが加入します。しかし、新しいラインナップで挑んだ大会、StarSeries i-League Season 4では5-8位、IEM Katowice 2018ではベスト4といった結果で終了しますが、device自身はそれぞれRating 1.13、1.12を記録しています。
しかし、4月に開催されたDreamHack Masters Marseille 2018ではNa'Viを破り優勝。1MVPはRating 1.52を獲得したs1mpleが受賞しましたが、deviceはRating1.38を記録しEVPを獲得しています。Marseilleでの大会についてdeviceは「StarSeries、Katowiceの2つの大会では新ラインナップでの準備する時間があまりなく上位入賞は果たせませんでしたが、Marseilleに繋がっていました。1ヶ月一生懸命働き、ゲームの全ての面を改善しました。dupreehはエントリーフラッガーになり、Magiskはラーカーといった役割に変更しました。」とコメントを残しています。
IEM Sydny 2018では準優勝、続くESL Pro League Season 7 Finals、ECS Season 5 Finalsで決勝でLiquidを破り優勝、再びAstralisはHLTV世界ランキングにて1位に舞い戻ります。また、ECS Season 5 FinalsではRating 1.30を獲得しMVPを獲得しています。
8月に行われたELEAGUE Premier 2018では決勝でLiquidを破り、優勝。deviceは2018年で最も高いRatign 1.44を記録しMVPに選出されています。
9月に行われたFaceit Major 2018では準決勝でLiquid、決勝でNa'Viを破り優勝。deviceはRating 1.26を獲得しMVPを受賞しています。続いて行われたBLAST Pro Series Istanbulでも優勝、Rating 1.39を記録し、MVPに選出されています。
BLAST Pro Series Copenhagenでは3位といった結果で終わりますが、後の大会では全ての大会において優勝。deviceは2018年下半期のみでMVPを6つ獲得しています。
2018年下半期より、Astralisのゲームに対するプロとしてのアプローチに注目が集まり、deviceはライバルチーム等について「まず第一にサーバーの外側でもお互いにリスペクトする事が大事で、そして私達AWPerといった役割にはライバルが存在する事が重要だと思います。私の個人的なライバルはs1mple、FalleNで彼らをゲーム内で倒すためにはなんでもしますが、一歩サーバーをでると彼らを大いに尊敬しています。」と明らかにしています。
そして2018年を締めくくるビッグイベント、ECS Season 6 Finals、ESL Pro League Season 8 Finalsではそれぞれ決勝でMIBR、Liquidを破り優勝。deviceはそれぞれの大会でMVPを獲得しています。
deviceが2位に選出された理由として、CTサイドでのRatingが1位の1.34、1ラウンド当たりのキルが0.74%、そして6つのEVPに加え、7つのMVPが大きな理由だと発表されています。
また、deviceは5年連続トップ20に選出、4年連続で5位以内に選出された事に対して「この結果はゲームの内外問わず私の一貫性のある部分だと感じています。s1mpleの1位獲得については、正直に言うと彼は間違いなく私より優れたプレイヤーである彼をとても尊敬しています。また、s1mpleは狂ったような1年を過ごし、私の目から見ても最高のプレイをしていました。」とコメントを残しています。
TOP 20 PLAYERS OF 2018: DEVICE (2)
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