デモを2Dで表示するデモ解析ツール「Kuma Demo Viewer」、通称KDVを紹介します。

デモとは1試合分の全プレイヤーの視点を一人称視点、三人称視点、フリーカメラなどが記録されたもので、自分のデモを鑑賞しミスを見直す事ができるのも勿論の事、HLTVより公開されているプロの試合のデモを見る事により、プロの作戦、投げ物を学ぶ事ができます。

今回紹介する「Kuma Demo Viewer」はデモを2Dで閲覧する事ができ、CS:GO本来のデモ鑑賞機能より快適に動作しストレスフリーで閲覧する事ができます。

ダウンロードは以下の公式サイトから。「KDV最新版をダウンロード」をクリックしGoogleドライブよりダウンロードする事ができます。

​Kuma Demo Viewer (KDV)

以下、箇条書き形式で紹介していきます。

①ドラッグ&ドロップの簡単操作で閲覧する事ができる。

HLTV等よりダウンロードしたデモファイルをドラッグ&ドロップの簡単操作で閲覧する事ができます。数秒で解析が終わり、マップ画面が表示されます。

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②シークバーで簡単に時間をスキップできる。

画面下にあるシークバーを動かし、自由に時間を変更する事ができます。シークバーの下の数字はラウンド数になっており、クリックする事で所定のラウンドに飛ぶことができます。

また、シークバーにはF、H、Sと投げ物を投げた時間、キルした時間、設置時間がマークされています。

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③Roundタブ、Playerタブ、Nadeタブでそれぞれの詳細情報を見る事ができる。

画面左上にRound、Player、Nadeのタブがそれぞれあり各情報のリストを一択で確認する事ができます。

Round - 各ラウンドがリストアップされており、各ラウンドのマネーとAWP、Rifle、SMGの個数が確認できます。

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Player - リアルタイムでHPや持っている武器や投げ物が確認できます。タブの下部にあるチェックリストよりマップ上のプレイヤーアイコンの設定ができます。

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Nade - 今見ているラウンドでプレイヤーが投げた投げ物一覧が確認できます。クリックすると所定の時間に飛ぶ事ができます。また、クリックするとその投げ物を投げた位置・視点情報であるsetpos;setangがコピーされます。

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③ペイント機能で作戦を共有できる。

KDVに搭載されているペイント機能より画面共有やスクリーンショットでの作戦会議が行えます。ホイール又は右上よりカラーを選択でき、Cキー又はクリアボタンよりペイントを削除できます。

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以上が簡易的な紹介になります。「Kuma Demo Viewer」はフリーのソフトとなっており、誰でも使用する事ができます。インストーラーではなく、ダウンロードして解答したらすぐに使う事ができるポータブル形式となっているので、ダウンロードしたらすぐ使用する事ができます。

ファイルに同梱されているReadmeにはアップデート情報、ショートカットの説明などが記載されています。

CS:GOでのデモ閲覧は不安定なことで有名ですが、こちらの解析ツールはとても安定しており快適に動作するのが1つの強みだと思います。

更新情報等については製作者KiEEeさんのTwitter(@KiEEe999)、ソフトに関する質問等についてはKDVの公式Discordよりお願いいたします。

1 コメント

  1. これ使ってみたけど、動作サックサクで使いやすい。さすが一部で闇のツールと言われているだけはある…

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