AVANGAR - qikertのインタビュー「Na'Viからオファーを貰った時Na'Viに加入しなくて良かったです。私はチームを信じています。」

現在、AVANGARに所属するqikertのインタビューがHLTVにて公開されています。

QIKERT: "I'M SO HAPPY THAT I DIDN'T JOIN NA`VI WHEN THEY INVITED ME; I BELIEVED IN MY FRIENDS AND MADE THE RIGHT CHOICE"

インタビューでは、今年5月にNa'Viからオファーを受け取っていた事や、このゲームは個人技が全てではなくチームプレイである事を述べています。以下、インタビューより一部抜粋したコメントを引用します。

多くの人がAVANGARが勝ち上がる事を予想していなかったと思いますが、どう感じていますか？

夢のように感じています。私自身このような結果を期待していなかった為、文字通り言葉にできません。

そして、私達のパフォーマンスには満足しています。私達は大会に向け準備し、ステージ上では本当に素晴らしい結果を出しました。Renegades戦では、15-13で彼らがリードしていましたがチームメンバーの誰一人として諦めませんでした。それが、試合に勝利した助けになったと思います。

Vitality戦の後、Twitterにて「このゲームはチームゲームです」とツイートしていましたが、背後にはどういう意味があるでしょうか？

コミュニティではZywOoやJame、そして私といった1人のプレイヤーに焦点を当てますが、他にもbusterやSANJIのような優れたプレイヤーには目を向けていません。busterやSANJIはスコアボード上ではあまり良い数字ではありませんが、彼らは数字のみに焦点を合わせていません。

以前、私達のCEOは成績や統計の身を見て私達の事を過小評価していました。その事に関し、私達は怒りました。本当に怒っていました。このゲームはチームゲームであるといった事をみんなに証明したかったのです。

Remember, it’s a team game
Gg @TeamVitality

— Alexey Golubev (@Qikert) September 5, 2019

busterやSANJIがどのようにチームに貢献しているか説明できますか？

私達のチームメンバーは全員個人レベルが高く、平均的なプロより強いと確信しています。

特にbusterは私がプレイした中で、最も強いプレイヤーの1人です。個人技においては私より高く、プロのシーンにおいても誰よりも強いと思っています。しかし、彼は役割の為それを最大限発揮できませんが、彼には安定性があります。

そして、SANJIも同様です。SANJIは今年の3月にチームに加入、加入当初は非常に良い成績を残しましたが、その後様々なオンライン大会で負けてしまいSANJIに問題があるとチームで考えていました。

しかし、問題はSANJIではなくチームでした。チームを信じていないのが原因でした。私達のCEOはメンタルケアにおいて非常に優れており、メジャー大会前に「チームメンバーを信じる」事をメンバー全員に言いました。

他に何か言いたい事はありますか？

はい、あります。DreamHack Open Rio 2019、WePlay! Forge of Masters Season 1で好調なスタートを切った時、Na'Viからオファーを貰ったのですがNa'Viに加入しなくて良かったと思います。今、メジャー大会の決勝戦を迎え、仲間、チーム、友達を信じて本当に良かったです。

何故、Na'Viに加入しなかったのですか？

Na'Viが私にオファーを出した時、彼らはEdward等と共に苦労している時期でした。彼らはBoombl4にもオファーを出していましたが、私が候補の1番目であると伝えられました。

しかし、私はAVANGARと運営陣を信じていた為、オファーを断る事にしました。私が17歳だった頃に戻ると、当時の私はマナーが悪くチームの雰囲気も悪かったと思います。主にPUGをしていたのですが周りからチーターと呼ばれ、誰も私とプレイしたくないと思っていたと思い市、CSGOもアンインストールしようとも考えていました。

CSGOをアンインストールした後、一人の男からSteamにメッセージが届きました。その男こそ、現在のチームのCEOであり、ブートキャンプを経てチーム結成1年でメジャー大会出場や多くの大会で結果を残しました。

そして、Na'Viや他のチームからオファーを受けるかどうかCEOが私に尋ねた時、私はこう返しまいた。

「いいえ、オファーは受けません。私はあなたがしてくれた3倍の恩を返した後にチームから抜けます。」

私はCEOと約束を交わし、その日以来、私は私が信じているこのチームのためにプレイします。