アメリカを拠点とするeスポーツチームNRGのCEOを務めるAndy Miller氏がRedditのAMADexerto.comのインタビューにてCSGO部門を売却した理由を明かしています。

Andy Miller氏は、RedditのAMA(Ask Me Anything、質問コーナーの略)、Dexerto.comのインタビューにて現在のCSGOシーンにおけるプレイヤーの給料の高騰化や、再びCSGO部門を設立するのかについて明かしています。以下、Reddit、インタビューより抜粋したコメントを箇条書きで引用します。

・CSGO部門を売却する事は辛かった。私達は長年に渡りチームを構築しましたが、給料は馬鹿げており、100%チームオーナーは損失を得ます。私達はNRG Esportsを長い間維持する事を望んでおり、CSGO部門はそれに貢献する事はできませんでした。

・売却した事はチームの問題ではなくCounter Strikeシーンによる問題。シーンは構造化されておらず、チームを維持するには非常に高価となります。正直なところ、ビジネスと見た場合、悪いビジネスだと思います。

・現在、NAのトップチームを維持するには1年で200万ドル(2.1億円)以上のコストがかかります。

・現時点でCSGOシーンに戻る計画はありません。現在は、CoDへ力を入れたいと考えています。

・CSGOシーンにはいつか復帰したいです。コスト、シーンの構造的に見てもこのゲームは本当に難しいゲームです。


NRGは2016年1月にgob b、LEGIJAといったドイツのプレイヤーに加え、SileNt、just9nといったアメリカのプレイヤーを迎え入れCSGO部門を開設しました。チームは、様々なメンバー変更を行い、今年に入りtarik、stanislawといったNAのトッププレイヤーをチームに迎え入れ、8月から9月にかけて行われたメジャー大会StarLadder Berlin Major 2019ではAmericas Minorより勝ち上がりBEST4を獲得しました。

また、先月末にはEvil GeniusesがNRG CSGO部門を買収、リークでは買収額は300万ドル(約3.2億円)に上ると明らかになっています。

1 コメント

  1. こんなにお金かかってるチームが世界のトップ走ってるのかと思うと、日本のCSが世界で活躍するのは相当難しいんかな

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