アジア大会「OMEN Challenger Series 2019」プレイオフ準決勝にて「Absolute」が「Grayhound」に敗退、準決勝で惜しくも敗退しましたが「Absolute」はアジア大会BEST4を獲得しました。

OMEN Challenger Series 2019

OMEN Challenger Series 2019はインドネシア・ジャカルタにて11月1日より11月3日の3日間にかけて行われた賞金総額5万ドル(約530万円)のオフライン大会です。中国等のアジアの各地域予選を勝ち抜いた11チームとホームインドネシアより招待された1チームの計12チームが出場し、日本予選ではAbsoluteがIgnisに勝利し本戦への出場権を獲得しました。

プレイオフ準決勝 Absolute vs Grayhound


グループ予選Day1Day2ではAbsoluteは4勝1敗とグループ予選2位通過でプレイオフへ進出、プレイオフ準決勝ではHLTV世界ランキング18位のオーストラリア強豪Grayhoundと対戦しました。

 Grayhound [2-0]  Absolute
 Grayhound [16-11]  Absolute (Inferno)
 Grayhound [16-14]  Absolute (Mirage)

試合はGrayhoundピックのInferno、AbsoluteピックのMirageが行われ、2-0でGrayhoundが制し決勝へコマを進めました。

1stマップのInfernoではbarceの強固なA守りを見せますが序盤よりGrayhoundがラウンドを重ね12-5とリードを広げます。Absoluteは後半ラウンドで、ラウンドを取り返しますが16-11でGrayhoundが1stマップを獲得しました。

HLTVで確認できるキルポイントのヒートマップ、barceはAショートで強固な守りを見せる

2ndマップのAbsoluteピックのMirageでは、前半ラウンドよりAbsoluteの攻めが刺さり9-6でAbsoluteリードで後半ラウンドへ移ります。しかし、後半ラウンドではピストルラウンドより6ラウンドをGrayhoundが連取、Absoluteは人数有利の状況において無駄にやられるといった場面が見え一気に逆転されてしまいます。

Absoluteもラウンドを重ね14-14、互いに勝利へリーチをかけますがGrayhoudが16-14で勝利し決勝へ進出、Grayhoundが世界との差を見せつけました。

Grayhoundは今年9月にORDERより加入したINSが2マップを通して一貫したプレイを見せチームをリード、チームを勝利に導きました。


今回、惜しくもAbsoluteはプレイオフ準決勝敗退といった結果となりましたが、(B-Tierイベントですが)アジア大会BEST4を獲得、HLTV世界ランキングも上昇することが考えられ、今後アジアのCSシーンで活躍する機会が増えると考えれます。

また、Absoluteは今月14日より行われる賞金総額10万ドルのアジア大会「eXTREMESLAND CS:GO Asia 2019」に出場します。こちらの大会は、今大会と違いTYLOOやViCiといった中国トップチームをはじめ、GrayhoundやORDER、AUGUST、MVP PK、BOOT-d[S]、Alpha Red、Demiseといった実力派チームが多く出場予定で、紛れもなくアジアNo.1の大会といえます。

昨年のeXTREMESLAND CS:GO Asia 2018では最下位と残念な結果になってしまったため、今年はより上位に食い込めるよう、応援しましょう。

配信アーカイブ


最終順位

1位 -  Grayhound ($20,000)
2位 -  Alpha Red ($10,000)
3-4位 -  Absolute ($4,000)
3-4位 -  Bren Esports ($4,000)
5-6位 -  BOOM ($2,000)
5-6位 -  NASR ($2,000)
7-8位 -  FrostFire ($2,000)
7-8位 -  Syntax ($2,000)
9-10位 -  Let's Quit ($1,000)
9-10位 -  Long Amazing Zebra Ears ($1,000)
11-12位 -  ikarus ($1,000)
11-12位 -  ahq ($1,000)

*残りの1位、2位、3-4位に関しては決定次第追加予定。

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