賞金総額50万ドル「BLAST Pro Series Global Final 2019」にて「Astralis」が「Liquid」を下し優勝、MVPは平均Rating 1.27を記録したdupreehに選出されています。

BLAST Pro Series Global Final 2019

BLAST Pro Series Global Final 2019はバーレーンにて12月12日~15日の3日間にかけて行われた賞金総額50万ドル(5400万円)のオフライン大会です。

2019年を締めくくるBLAST Pro Series Global Final 2019は、2019年の1年間にかけて7回行われるBLAST Pro Seriesの大会を「Seasson 2019」と1つのサーキットで括り、サーキットに参加する7チームのポイント上位4チームのFaZe、Liquid、Astralis、NiPがGlobal Finalへと出場しました。

決勝 Astralis vs Liquid


優勝賞金35万ドルをかけたBLAST Pro Series Global Final 2019 決勝ではライバルチームのAstralis、LiquidがBO3で対戦しました。

1stマップLiquidピックのInfernoは、前半ラウンドよりAstralisがラウンドを連取、Aサイトのショート、ロングの堅い守りに加え、Bサイトでは投げ物でLiquidの進行を防ぎ、前半ラウンド終了時点のAstralisのUD(Utility Damageの略で投げ物で相手に与えたダメージ)はメンバー全員が非常に高い数値を記録、後半ラウンドでLiquidもラウンドを返しますが、大きく開いたラウンド差は返せずAstralisが16-11で勝利、1stマップを獲得しました。


2ndマップAstralisピックのNukeは、前半ラウンドより拮抗した展開が続き、EliGEの強力なSG 553捌きによりAstralisも苦しみますが、ラウンドは15-12でAstralisがマッチポイントへ。ラストラウンドはクラッチマスターのXyp9xのフェイクをかけずC4を解除、16-12でAstralisが勝利、BLAST Pro Series Global Final 2019でのチャンピオンに加え、BLAST Pro Series 2019の年間王者に輝きました。


2マップを通してAstralisのdupreeh、deviceが活躍、deviceは試合前のインタビューで調子が悪いと答えていたものの、決勝では安定したプレイを見せ、チームを勝利に導きました。


また、今大会はAstralis、Liquidともに2019年最後を締めくくる大会で、2019年中期はLiquidがシーンを制しましたが、徐々に調子を上げたAstralisは年末にかけ大会で連覇、昨年同様に2019年もAstralisの年だったと言えるでしょう。

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MVP


MVPは大会で行われた全3試合を通して平均Rating 1.27を記録したAstralisのdepreehに選出されています。特に印象深い試合は大会の第一試合目のLiquid戦、2マップともに接戦にもつれ込むもののRatingは1.50、1.46と非常に高いスコアを記録、チームを優勝に導きました。

また、dupreehはESL Pro League Season 7 Finalsに次ぎ、2つ目のMVP獲得となり、キャリアを通して2つ目のMVPとなります。


最終順位

1位 Astralis ($350,000)
2位 Liquid ($80,000)
3位 NiP ($35,000)
4位 FaZe ($15,000 + $20,000)

1 コメント

  1. バーレーンって中東の国よな、観客の盛り上がりすげぇ

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