Virtus.proコーチdastanのインタビューがウクライナのメディアGameinsideより公開されています。

昨年9月に行われたメジャー大会StarLadder Berlin Major 2019で準優勝といった結果を残したAVANGARはVirtus.proへ移籍後、EPICENTER 2019、DreamHack Open Leipzig 2020、IEM Katowice 2020で最下位を記録、ピーク時にはHLTV世界ランキング3位までランクアップしましたが、現在は19位となっています。

インタビューではラインナップ変更の噂についてや、ブートキャンプについて答えています。以下、インタビューより一部抜粋したコメントを引用します。


1ヵ月程前にメンバー変更の噂*1が流れましたが、ラインナップ変更は行われず今に至ります。最終的にメンバー変更は行う予定ですか?


実際に様々なプレイヤーに興味を持っていた時期はありましたが、まだプレイヤーの交渉は行っていません。現在は多くのプレイヤーがCIS Minorに出場を予定*2しているため、必要なプレイヤーを獲得することは非常に困難です。

CSGOの移籍交渉のシステムはあまり効果的なものとは思えず、組織によっては馬鹿げた金額でプレイヤーを買収します。この資金は私たちのものではなく組織の資金です。このシステムは普通じゃないと思います。

メンバー変更を行っていない理由の1つとして時期が悪い、2つ目は異常な価格高騰、3つ目に現在のラインナップでプレイしトップを目指したいという事があります。しかし、現状のラインナップでうまくいかない場合、6月に新しくプレイヤーを探したいと思います。

*2 昨年、EU Minorに出場予定していたAncientのエースプレイヤーPlopskiを大会前にNiPが引き抜き、急遽スタンドインを用意することになった。(参考)



ラインナップを変更することを最終手段として考えていますか?


ラインナップの変更は検討しています。悪い結果が出ているため、チーム内でもこのことについて率直に議論する事が出来ます。

しかし、現在はメジャー大会前で時期が悪く、恐らく全てのチームがメンバーを固めていると思います。そのため、メジャー大会前にはメンバー変更を行わない決定をしました。



1ヵ月前に問題に取り組むと仰っていましたが、結果は変わっていません。問題にはどのように取り組みましたか?


変化が必要と感じていたため、当初はAdreNをチームキャプテンにしようと考えていました。しかし、大会までほとんど時間が無かったため、この計画を延期しました。

1週間ほどブートキャンプを行いましたが、何かを劇的に変える時間はなかったためVertigoに焦点を当て取り組みました。

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