「Astralis Group」が今年度最初の年次報告書で2019年に500万ドル(約5.5億円)の損失が出ていたことをを発表しています。
Astralis(CS:GO)、Origen(League of Legends)、Future FC(FIFA)を所有するAstralis Groupは、今月初めに発表した年次報告書にて2019年度に710万ドルの純利益と500万ドル(約5.5億円)の損失が出ていたことをを発表しています。
報告書によると、組織の主な収益源は2019年に6つの国際大会で優勝を獲得したAstralisでその収益は全体の81%、続いてLeague of Legendsは16%、FIFAは3%となっています。
また、収益源のグラフも提出しており、スポンサーによる収益が全体の54%、大会収益が全体の36%、続いてグッズ、ステッカーによる収益が10%となっています。
現在、AstralisはOMEN、Logitech G、Secretlab、cs.money、Turtle Beach、Unibetなどのほか、デンマーク発のファッションブランドJack & Jonesといった企業とスポンサー契約を結んでおり、グローバルかつ、ローカルにも焦点を当てた取り組みを行っています。
昨年8月に結成されたAstralis Groupは同年12月にNASDAQへ上場、組織の代表は今回の報告書にて2020年はスポンサー契約を通して利益を倍増させる計画をしている旨を明かしています。
現在のCSGOシーンは他のeスポーツタイトルに比べ国際大会の数が多い印象ですが、賞金総額は今一つ*のところがあり、それを踏まえ今年に入りFLASHPOINTやBLAST Premierなどの安定して収益を受け取れるリーグ形式が増えたのではないかとRedditではコメントが寄せられています。
*年に2回行われるメジャー大会の賞金総額が100万ドルで、他のS-Tier大会は20万ドルから30万ドル辺りが大半を占める。
より詳しい詳細が見たい方は以下のリンクよりお願いいたします。
・astralisgroupar19final.pdf
・[Danish article] Astralis is in a ~ $5 million deficiency according to their first annual report
・Astralis Group Reports $5M Loss for 2019 in its First Annual Report
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