ブラジルのCS:GOチーム「MIBR」よりコーチzewsが脱退したことが発表されています。


現在32歳のブラジル出身のプレイヤーzewsは、2015年から2016年にかけLuminosity、SK Gamingでコーチとして活躍、チームを2度のメジャー大会優勝に導きました。2016年7月にはImmortalsにプレイヤーとして復帰するも、3ヵ月後にはLiquidの新コーチに就任、2018年末に古巣MIBRへ移籍し約15ヵ月間、コーチとしてチームをリードしました。


メジャー大会IEM Katowice 2019、IEM Sydney 2019ではBEST4に入賞するも、その他国際大会では上位入賞を獲得することはできず、ピーク時には1位だったHLTV世界ランキングも現在は25位と大幅にランクダウンしています。

zewsは脱退についてTwitterで長文のコメントを公開、チームの成績不振は自分の原因でもある旨のコメントを述べています。


Wilton "zews" Pradoのコメント

「現在のMIBRの問題は解決に近づいていると私は信じていますが、残念ながらそれが真実であるかどうかは分かりません。チームの問題は見かけよりも重く、複雑でより深いです。私の意見では今後はより複雑になる傾向になると思っており、ラインナップに大きな変更を加える必要があると思います。私は言い訳を言ったりせず、責任を負います。同時に現状を分析し、そこからシーンを学び、アナリストとして成長し続ける必要があります。

私の将来については、現在何も考えていません。私の願いは私が大好きなeスポーツに専念し、競争を続けることです。現在はコロナウイルスの影響により、世界的危機に陥っていますが、アメリカにとどまり今後の選択肢を模索します。」


現在MIBRは新コーチを検討しておらず、今後はチームのマネージャーを務めるdeadがzewsに代わってコーチに就任することを明かしています。

MIBRの現在のラインナップは以下になります。チームは現在開催中のFLASHPOINT Season 1に出場中です。

 Gabriel "FalleN" Toledo
 Fernando "fer" Alvarenga
 Epitacio "TACO" de Melo
 Vito "kNg" Guiseppe
 Ignacio "meyern" Meyer
 Ricardo "dead" Sinigaglia (コーチ/マネージャー)

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