ポーランドの映画監督がCS1.6の伝説的ラインナップ「Golden Five」よりインスパイアを受けた映画を制作することが明らかになっています。
ポーランド出身の映画監督Filip Syczynskiは、「GHOST」といったタイトルの映画を制作することを発表、映画はCS1.6の伝説的ラインナップ「Golden Five」よりインスパイアを受けた内容となっています。
Filip Syczynskiはeweszlo.plでのインタビューにて、初めに映画案を出した際にプロデューサーに「パソコンの前で座る男たちの映画を作ることはアメリカでも驚きだよ」などの批判を得たものの、「高いリスクはありますが、彼らについての映画を制作することは私たちの義務です。」とeスポーツに対する意欲・情熱を語り、映画製作に踏み切ったことを明かしています。
また、Filip Syczynski自身、Quake Ⅱの大会を主催した経験があったことに加え、数年前にIEM Katowiceなどポーランドの主要大会を観戦したことが映画製作に繋がるモチベーションになったことを述べています。
ポーランドの伝説的ラインナップ「Golden Five」とは、2006年から2008年に渡りCounter Strikeシーンの大会で軒並み優勝を獲得したチームTeam Pentagramの主要ラインナップで、若干のメンバー変更はあったものの2006年から2013年にかけ同ラインナップで長年に渡りプレイしました。
Wiktor "TaZ" Wojtas
Filip "NEO" Kubski
Lukasz "LUq" Wnek
Mariusz "Loord" Cybulski
Jakub "kuben" Gurczynski
ラインナップは、World Cyber Games 2006を初め、Intel Extreme Masters I、ESWC 2007、DreamHack Summer 2008、WEG 2008、ESWC 2008など含む多くの国際大会で優勝を獲得、当時若手プレイヤーのみで構成されたチームは瞬く間にトップシーンへ上り、ポーランドのCounter Strikeシーンを後押しする存在となりました。
Filip Syczynskiによると、eスポーツ業界の多くの人々の協賛により、映画製作は順調に進んでいることを明かしており、現時点では2021年に公開を予定していると発表しています。
また、昨年10月にはゲーミングデバイスブランドZOWIEが架空のプレイヤーを主人公としたeスポーツで夢を追いかける若者へ向けたショートムービーを公開したことで話題になりました。
コメントを投稿