FaZeオーナーの1人であるRichard "Banks" Bengtsonがギャンブルサイト「CS:GO WILD」を運営していたことを認め、1日の収益は20万ドル(2150万円)に上っていたことが明らかになっています。
eスポーツに関連したニュースを投稿するYouTubeチャンネル"Esports Talk"は、2017年にギャンブルの確率操作、違法取引などにより閉鎖を発表したCS:GOギャンブルサイト「CS:GO WILD」がFaZeの所有者の1人であり、登録者数500万人以上を誇るYouTuberのBanksが運営していたことを明らかにしています。
FaZeは2016年に当時のG2.Kinguinのラインナップを購入しCS:GOシーンへ参入しましたが、Banksはギャンブルサイトを運営して得た利益をCS:GO部門を開設するための資金へ積み立てていたことを明らかにしました。
FaZeは当時のG2.Kinguinを買収、Maikelele、fox、jkaem、aizy、rainが加入した
Banksは、CS:GOスキンを取り扱うギャンブルサイト運営について「スキンは実際の物としての価値がないため、当時の政府はあまり重視しておらずグレーゾーンでした。私たちはチームでこのギャンブルサイト運営のアイデアを思いつき、正しい方法でブランディングしました。」と答え、正しい管理のもとギャンブルサイトを運営していたことを認めています。
CSGO WILDは僅か数ヵ月で閉鎖となりましたが、FaZeに所属するストリーマー、所有者によるYouTuberやTwitterでのプロモーションのもと、巨大ギャンブルサイトへ成長し、閉鎖され3年が経つ今もTwitterのフォロワー数は約24万人を維持しています。
2016年、FaZe関連者がCS:GO WILDでギャンブルをする動画を多く投稿しサイトは急速に成長した
Banksはギャンブルサイトを開設した動機として「当時CS:GOのチームを購入する資金がありませんでした。ギャンブルサイトのアイデアを思いついてすぐに行動へ移し100万ドル(約1.1億円)ほどの費用でCS:GO部門を購入しました。」と述べ、CS:GO WILDでは1日当たり20万ドル(2150万円)の安定した収益を得ていたことを明かし、得た利益をCS:GO部門に回し、急速に成長させる手段として利用していたことを明らかにしています。
実際にFaZeは、NiKo、olofmester、allu、kioShiMa、Karrigan、GuardiaN、coldzeraといった有名プレイヤーを次々と獲得し世界トップチームの1つへと成長、現在もHLTV世界ランキング7位に位置しています。
また、ギャンブルサイトを運営するにあたり「本社はカリブ海の島にあるアンティグア*に置き、許可を得て合法的に運営していました。運営するため、国へ10万ドル(約1100万円)を支払い、政党に取引を行う文書も手に入れていました。」と述べ、合法な手段のもと運営していたことを明かしています。
*アンティグアはグアテマラにある都市の1つ
2015年、CS:GOスキンのギャンブルサイトは1年に約30億ドル(約3220億円)の利益を生み出し、コミュニティでも多く話題に取り上げられる人気要素の1つでしたが、2016年にValveは規約違反のギャンブルサイトを運営する所有者に対してサービス停止の警告文を送り、多くのギャンブルサイトが閉鎖となりました。
つまり俺もFaZeの出資者だったってわけか
返信削除zywooほしいんでもうちょっとスキン溶かしてもらえますか?
削除やっぱこんな限りなく黒に近い事するには法規制が緩い国でやるのが正解か
返信削除こういうグレーゾーンを責めたビジネスしている(していた)人間の成功話を聞くたびに感じるのは世の中やったもん勝ちということと引き際の大切さだな
返信削除大麻、契約問題、ギャンブルサイトといい
返信削除やべー組織じゃんこれ
過去の選手も含めてGO部門の選手は快適かつ文句はなさそうだったけど、
返信削除快適な裏にはこういう背景もあるんやね
fazeのことだから裏には報道できないようなドス黒いのがまだありそう
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