NAのCS:GOリーグ「ESEA MDL」で八百長、試合放棄が問題になっていることが明らかになっています。
今年4月からスタートしたアメリカのCS:GOリーグ「ESEA MDL Season 34」では、多くのアマチュア・セミプロチームがRiot Gamesの新作FPS"VALORANT"へ移行したことにより、チームの入れ替えが多発、出場する多くのアマチュアプレイヤーにとって大きくモチベーションを低下させ、コミュニティが混乱に陥る事態が発生しました。
コミュニティが混乱に陥る中、一部のチームが八百長や適当に試合をこなす試合放棄などが問題となっており、Rush B Mediaを運営するRyanは「試合放棄する全てのMDLキッズへ、私たちはあなたが誰であるか認識していますし、ギャンブルサイトは八百長を誰が行っているか追跡し、あなたの家族まで追跡します。これらはValveからBANを受けるか刑務所に簡単に入る近道です。」とコメントし、八百長・試合放棄を行うプレイヤー、チームに対して注意喚起を行っています。
アメリカのCS:GOシーンを支えるストリーマーチームMythicに所属するfl0mは、これらの問題に対して「悲しいことに私は少なくともそれらを行っている2つのチームを知っています。」と述べ、実際に八百長が行われていることを明かしています。
Sadly I’m pretty confident it’s at least two of them but how knows without the bet history :/— fl0m (@fl0mtv) May 21, 2020
八百長が問題になっていることに加え、ESEA MDLはHLTVやギャンブルサイトにも掲載されている公式試合にもかかわらず、常にフォースバイや、AKではなくNegevを購入、設置せずに自殺など、試合放棄を行うプレイヤーが増加しており、MDLに出場するプレイヤーはこれらも八百長に等しく問題であることを指摘しました。
また、一部の情報筋によると、特定のチーム間の試合では実際に八百長が行われており、倍率が高いチームに何千ドルもベットし、倍率が高いチームが勝利するという事例が発生していることが明らかになっています。
先月、オーストラリアのCS:GOリーグESEA MDLで八百長を行い実際に逮捕者が出た中、アメリカのリーグでも同問題が発生しており、コミュニティでは迅速に対処するよう求めています。
コメントを投稿