アナリストPimpがマッチメイキングシステムを批判「現在のマッチメイキングは過去で1番悪い状態です。」

Dignitas、SK Gaming、Liquidで活躍した元プロゲーマーで現在はアナリストとして活動するPimpが現在のマッチメイキングシステムを批判したコメントが話題となっています。

Pimpは自身のTwitterで「現在のマッチメイキングは過去で1番悪い状態です。最近は10回中9回はチーターと一緒のチーム、もしくは相手チームとしてプレイしました。私はこの状況を改善する方法は分かりませんが、現在はほとんどプレイできない状態に近づいているでしょう。」と投稿、多くのチーターとマッチングする現在のマッチメイキングシステムを批判し、プレイしないことを推奨しています。

Matchmaking has never been in a worse state than it is right now. 9 out of my last 10 games I've either played with or against a cheater.

I don't know what the solution is, but it is close to being unplayable right now.

— Jacob "Pimp" Winneche (@Pimp_CSGO) June 6, 2020

CS:GOのマッチメイキングシステムはチーターと多くマッチすることがコミュニティでも問題視されており、VAC BANやOverwatchといったチーターをBANするサービスがあるものの、体感的にはチーターの数は減っておらず、ユーザーはFACEIT、ESEA、5EWINといったサードパーティー製のマッチングサービスを使用することにより、その状況を回避している現状があります。

今年5月に行われたRed Bull主催の2vs2トーナメントのフィンランド予選では、チーターの2人組が優勝、Allu、Jamppiの2人とのエキシビションマッチでもチートを使用し、プロチームに対して3-1のスコアで勝利、昨年12月にはオフラインイベントDreamHack Winterでチートを使用するプレイヤーが発見されたことなど、チーターは減らない一方で、チートを使用し公式大会やイベントに参加する事例も確認されています。

一方で、今月2日にRiot GamesがリリースしたVALORANTではベータ期間中に約9000人のチーターをBAN、ハードウェアBANも実施しRiot GamesのCEOは「チーターに二度目のチャンスはありません」と発言し大きな話題となりました。

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