Vitalityコーチ「ZywOoは大会中に義父が亡くなったと知らされましたが大会は辞退せずに"全てを破壊する"と言いました」

Vitalityのコーチを務めるXTQZZZがインタビューで明かしたZwyOoのエピソードがコミュニティで話題となっています。

VitalityのTwitchチャンネルで行われたCEOとの対談インタビューで、チームのコーチを務めるXTQZZZは「ZywOoは大会(cs_summit 4)の途中に義父が亡くなったことを知らされました。そのため、Vitalityは大会を辞退しフランスへ帰国する準備をしていました。しかし、ZywOoは大会に留まり"全てを破壊する"ことを望んでいると言いました。」と述べ、大会は辞退せず、出場することを決断したことを明らかにしました。

昨年9月にアメリカで行われた賞金総額15万ドル(約1600万円)の大会cs_summit 4にVitalityは招待出場。Vitalityは決勝戦で見事Liquidを破り優勝、ZywOoは大会を通してRating 1.33を記録し自身のキャリア初となるMVPを獲得しました。

また、大会準決勝のENCE戦のInfernoで見せたAWP 4KはHLTVの年間トッププレイにも選出。チームにとって、ZywOo自身にとっても次のステップへ大きくレベルアップする大会となりました。

チームでコーチを務めるXTQZZZはZywOoの行動について、「ZwoOoが大会に留まることを決めたときは、本当に強い彼の精神を学びました。」と評価し、よりチームの決断力が高まったことを明かしています。

現在19歳のフランス出身のプレイヤーZywOoは、2018年にVitalityのCS:GO部門創設時のメンバーとして加入、2019年は3つの国際大会優勝に加え、5つのMVPを獲得。HLTVが発表する1年間で最も活躍したプレイヤーのランキングでは、s1mpleを抑え年間トッププレイヤーランキング1位に選出されています。