ShroudがNAのCS:GOシーンについて語る「NAのCS:GOシーンは死にました」

ShroudがNAのCS:GOシーンについて言及したコメントがコミュニティで話題になっています。

今年6月、Riot Gamesの新作FPSタイトルVALORANTがリリースされましたが、リリース以降とCS:GOからVALORANTへ移行するプレイヤーが続出、特にNAの競技シーンはTier2以下の多くのプレイヤーがVALORANTへ転向を発表し、それに追随するよう今月13日に100 ThievesはCS:GO部門の解散を発表しました。

過去にNAのトップシーンで活躍したShroudは自身の配信内でNAのCS:GOの現状についてコメント。以下、動画より一部抜粋したコメントを引用します。

Michael "shroud" Grzesiekのコメント

「現在、NAのCS:GOチームは少数です。NA全体としてCS:GOは全く人気が無いゲームです。チームとしてはEvil Geniuses、Liquid、それくらいでしょう。残りの競技シーンは全てヨーロッパです。

NAのCS:GOシーンは死にました。私個人の意見ではNAで人気が無くなることはコミュニティにとって非常に大きな損失です。NAはゲーム、競技シーンの多くの興奮をもたらしたため、それが無くなるのはちょっと残念のように見えます。

お互いに利益を得ているからこそ、NAのシーンはダメなんです。NA全体に優れたプレイヤーが揃っていたとしても、成長することは無いでしょう。

Counter Strikeのシーンは間違いなく終わりかけていますが、プレイヤー達は未だに月4万ドル(約400万円)前後の給与を受け取っています。組織が支払う資金もどこから出ているかわからないし、どうやってそれを回収しているかもわかりません。」

一方、Evil Geniusesに所属するtarikは自身のTwitterで「NAのCS:GOシーンは正式に死にました。」とツイート、コミュニティに助けを求めるツイートを投稿しています。

NA CS IS OFFICIALLY DEAD, I WENT & SAID IT.

PINGING EU CS FOR HELP, RT TO SPREAD AWARENESS.

THANK YOU.

— tarik (@tarik) October 13, 2020

先日にはアメリカのトップチームEvil Geniuses、Liquidがアメリカからヨーロッパへ拠点を移す可能性が高いと様々なメディアで報告されていますが、もしそれが実現した場合、本格的にNAシーンは衰退の一途をたどると予測され、Tier2以下のシーンはかなり厳しい状況になると推測されます。

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