アジアで問題となる大規模VAC BANについてCS:GO公式Twitter(@CSGO)、5E公式Webサイトで回答されています。
先月末より3万アカウントを超えるSteamアカウントがVAC BANされる事態が発生しましたが、現在も毎日数百以上ののアカウントがVAC BANを受けています。
中にはアジアのトップシーンで活躍するCS:GOプレイヤーCigaretteS、Geniuss、spielz、nephhに加え、国内でも数名のVAC BANの事例が確認されています。
大規模VAC BANが起きた当時はその原因は不明でしたが、コミュニティではサードパーティー製のマッチングプラットフォーム5Eとサードパーティー製のソフトをブロックするTrusted Modeの干渉による可能性が高いと疑問視されていました。
*参考:S5Projects (@FIVESCUP)
ですが、5E ArenaのデスマッチからCSGOを起動した場合、"Trusted Mode"が有効化されたまま5EwinのDLLがインジェクトされ、さらにOBS-Studioの介入も許可される形となってしまい、これがVAC BANの原因ではないかと予想されています。
— S5Projects #FIVESCUP (@FIVESCUP) October 13, 2020
現時点でValveの公式回答はありません。(2/2)
本件に関して、多くのプレイヤーがCS:GO公式にコメントを求めていましたが、本日10月16日CS:GO公式Twitter、5EPlayの公式サイトで回答。以下、声明より一部抜粋したコメントを引用します。
CS:GO公式Twitterの回答
「5EのクライアントはCS:GOのTrusted Modeをすり抜けており、それを理由に複数のプレイヤーがVAC BANを受ける事例が発生しています。5E側がクライアントを修正し、VAC BANが発生しなくなった場合、私達はVACを受けたユーザーのBANを解除します。」
The 5E client circumvents CS:GO's Trusted Mode, and that is causing VAC bans for their players. When 5E fixes their client and stops generating new VAC bans, we will roll back bans for affected users.
— CS:GO (@CSGO) October 15, 2020
5E公式サイトの回答
「5Eはあらゆる面で常にValveと密接なコミュニケーションを取ってきました。10月、5Eをプレイした複数のユーザーがVAC BANを受けたと報告を受けました。私達はすぐにValve関係者に問い合わせ、結果はクライアントのモジュールとCS:GOのTrusted Modeの互換性に問題があることが分かりました。
現在、Valveのガイドラインに従い、問題が解決されるまでTursted Mode保護サーバー、VACにより保護されているサーバーを一時的に閉じることを決定しました。
プレイヤーは5EPlay クライアントから問題なくCS:GOをプレイできますが、Trusted Modeでは起動できません。Valveが全ての問題を修正するまで現状のまま機能します。そして、問題がすべて解決された場合、VACを受けたすべてのプレイヤーのBANを解除します。
将来的に5Eは全ての技術的側面でValveとの協力、コミュニケーションを維持し、そのような問題の再発を防ぎます。」
Announcement about compatibility issue between #5EArena and CS:GO Trusted Mode
— 5e Arena (@5EArenacsgo) October 16, 2020
Link: https://t.co/dPjR7S87Rw
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