CS:GOトッププレイヤーランキング2020 第13位：huNter

HLTV.orgが選ぶ2020年度の年間トッププレイヤーランキング13位にG2所属のhuNterがランクインしています。

現在25歳のボスニアヘルツェゴビナ出身のプレイヤーhuNterは、2015年よりCS:GOの競技シーンへ参戦。長らく国内シーンを中心に活動しましたが、2018年~2019年のValiance/CR4ZYでの躍進を機に、2019年9月にG2へ移籍を発表、以降は世界トップレベルで活躍しています。

2020年は十数の国際大会へ出場、大会優勝は勝ち取れなかった一方で、年間を通して4つのEVP、1.12のHLTV Ratingを獲得しています。

CS1.6からCS:GOへの移行について

NiKoは私をCS:GOへ誘い、どうすれば私が良くなり、成功するかを教えてくれました。彼は私がCS1.6で良い選手だったことを知っており、CS:GOに挑戦すべきと私を誘っていました。

ボスニアで彼と共に地元の大会でプレイしており、私はそこでも良い成績を出せ、全てはそこからスタートしました。私がCS:GOを始めた主な原因は彼にあります。

CS:GOが流行りだし、あまりCS:GOをプレイしていなかったため、最初は本当に大変でしたが、ゲームを理解し、私より早く始めたプレイヤーに追いつくために努力し、徐々に良くなっていきました。

私のキャリアの全てはセルビアの国内オフライン大会、Tier 5のオンラインリーグ、国際大会の予選からスタートしました。これはほとんどの新人プレイヤーが行うことと同じことです。

私を後押ししたのは、世界大会のボスニア・ヘルツェゴビナ代表への招待でした。国内で成績を出した後、Tier 2~3での準備が出来ていると感じたため、自分自身を証明し、彼（NiKo）の信頼を正当化するため、一生懸命努力するようになりました。その後、LETN1と共にチームを組み、次のステップへ進みました。

アマチュアからプロへのキャリア

CS:GOで生計を立てるための条件を整えるために給料が出るチームを探していたため、Binary Dragonsに加入できた時は本当に嬉しかったです。

加入して以降、自分の立ち位置を確認するため、HLTVに登録される大会にできるだけ多くプレイするよう意識しました。2017年はHLTVに登録される310マップをプレイしましたが、その中に含まれる国際大会のオープン予選も含め多くプレイしました。

Valianceと契約した時、その時から自分のキャリアで何か素晴らしいことが出来るのではないかと思いました。全てが上手くいってたし、チームのプレイ、個人の統計、チームからの条件も良くなり、更に上に行けると感じました。

G2契約について

G2と契約を結んだ時、私たちは10月から年末までの全ての大会に出場することを決めました。私たちはたくさんの国へ行き、できる全ての大会でプレイしました。

G2に参加する前、nexaと私はTier1の大会にほとんど出場していなかったため、できる限り多くの大会へ参加し、お互いのことを良く知ろうと決めていました。私たち全員にとって大変でしたが、成功したように思えます。楽しかったです。

2020年最高の瞬間

2020年最高の瞬間は、私たちのマネージャーであるNiaKが、G2がNiKoと契約を結び、遂に同じチームで共にプレイできることを私に知らせた時でした。

彼がFaZeを去ると決心したとき、私たちの目標は100%共にプレイすることでした。どこでプレイするかはそんなに重要ではなかったし、いくつかの選択肢はありました*が、最初にG2が交渉を進めたのは、私はG2に在籍していたためなので、G2に在籍出来て本当に幸せです。

*昨年、G2のほか、Cloud9などのチームがhuNter、NiKoを検討していたことが報じられていた。

もし、NiKoがG2に移籍するなら、私は「世界で一番幸せな人間になるだろう」と言っていましたが、それが実現しました。NiKoと共にプレイすることは、上記の言葉が文字通り全てを意味しています。

先ほども述べましたが、それは私がCS:GOを始めた時からの目標で、彼のおかげで今の私がいます。私の目標はメジャー大会で優勝することでもなく、10大会で優勝することでもなく、MVPになることでもなく、私の目標は彼と共にプレイし、彼のレベルに到達する事でした。

彼は私の全てのキャリアにおいて、最初から多くの事を助けてくれ、いまはただ彼を助けたいし、彼が何をできるか示したいと思っています。

2021年に期待するプレイヤー

flameZ。彼が2020年度のように結果を残せば、今後数年間で大きな驚きが現れると思います。私はたくさんデスマッチをプレイしていましたが、デスマッチをプレイするたび、彼はそこに居ました。

彼がどれだけCS:GOに注いだか想像できませんが、彼は確実に何か大きな目標を持っているので、全ては彼次第でしょう。