ESIC(Esports Integrity Commission)が、フランスのCS:GOチームVitalityを大会の試合中にストリームスナイプを行ったとして1万ドル(約100万円)のペナルティ処分を下しています。

現在開催中のBLAST Premier Global Finalsで実施されたVitality vs Liquid、Vitality vs Complexityの配信内にて、Vitalityのプレイヤー背面のモニターに実施中の試合配信が映ったことが報告、ストリームスナイプの疑惑として、ESICはVitalityに1万ドル(約100万円)の罰金のペナルティを下しています。

実際に配信が映ったクリップは以下のようになっており、選手、スタッフの後ろで配信映像が流れている様子が確認できます。

ESICは声明で、「配信、選手のWebカメラでの映像を評価した結果、選手が配信から情報を得るところは見られず、試合で有利に展開するための優位性を得たことを示唆するものではありません。Team Vitalityの経営陣は、違反の責任を認めています。チームを失格、出場停止、追放の処分は下さず、組織に罰金を科す決断を下した理由は、過失ではある一方で、故意ではないですががスタッフのミスと判断します。」と述べ、試合を有利に展開する情報は得ていない一方で、ストリームスナイプの証拠はあるため、1万ドル(約100万円)のペナルティを下したことを説明しています。

また、Vitalityは明日1月25日(月曜日)00:30よりスタートする同大会の敗者復活決勝で、Natus Vincereと対戦予定です。

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