世界最大級のLANパーティー、eスポーツ大会の運営で知られる「DreamHack」がスポンサー料金、15万ドル(約1,600万円)の横領の疑いで告発されています。
CS:GO、Dota 2のスキンのギャンブルサイトWTFSkinsは、Twitterで「DreamHackは私たちと15万ドル(約1,600万円)のスポンサーシップ契約をキャンセルしました。2018年3月28日、Steam上で7日間のトレード禁止制限が実装されました。その後、DreamHackは私たちが送金したお金を受け取り、広告が表示されることはありませんでした。」と投稿。2018年にDreamHackと15万ドルでスポンサー契約を結んだ一方で、広告は表示されることなく、現在も返金されていないことを明らかにしました。
With @CSGOEmpireV2 calling out scammers we want to call out "legitimate" frauds in the industry. @DreamHack promised us cancellation of our $150,000 sponsorship of their tournament. March 28, 2018 the 7 day trade ban happened. @DreamHack took our $ and did not run our ads pic.twitter.com/G6VuccKZSz
— WTFSkins (@playwtfskins) February 14, 2021
従来はユーザー間のSteamアイテムのトレードは、トレード後にすぐに使用可能でしたが、アイテムのトレードが詐欺行為、スキン賭博などに使われていることが明らかになり、2018年3月、その対策としてトレード後に7日間のアイテムホールド期間を実装を発表。トレード制限実装後、複数のギャンブル、スキントレードサイトは閉鎖を発表しています。
WTFSkinsが公開する上記のメールのやり取りでは、「WTFSkinsがVlaveにより禁止された場合、契約の解除、またはお支払いいただいた金額から、スキンなどのアイテムを差し引いた金額の返金を交渉させて頂きます。ただし、Valveに(WTFSkinsとの)スポンサーシップ契約を確認したところ、支持する許可を得ました。」とあることから、WTFSkinsが閉鎖した場合、金額を返金する予定でしたが、WTFSkinsはValveより容認を受けたことから、スポンサー契約を継続するやりとりが読み取れます。
しかし、WTFSkinsは、DreamHackでサイトが宣伝されることなく、15万ドル(約1,600万円)のスポンサー料金も返金されていないことを主張しており、DreamHackの一部の管理者へ横領の疑いを告発しています。
上記のやり取りのみを見れば、DreamHackに非があるように思われますが、ストリーマーのmOEのリプライを見た場合、WTFSkinsは以前より問題を抱えていたサイトであることが伺え、現時点で真相は不明です。
aye well u have held my affiliates for no reason for 3 years now... so maybe this is well deserved.
— mOE (@m0E_tv) February 15, 2021
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"問題は問題の周りで、起きやすい"
返信削除メジャーな大会でこれはイカンだろ…
返信削除スポンサー離れるぞ
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