「Paper Rex」がCS:GO部門を解散、メンバー全員でVALORANT部門への転向を発表

シンガポールに拠点を置くeスポーツチーム「Paper Rex」は2月18日、CS:GO部門を解散しメンバー全員でVALORANTへ転向することを発表しました。

昨年2月に設立したPaper Rexは、d4v41、mindfreakなど、アジアのベテラン選手を中心に結成。昨年後期にはBenkai、f0rsaken、Tommyなど、アジアトップシーンで活躍する選手を獲得し、6人体制へ再構築しました。

eXTREMESLAND Festival 2020 Southeast Asiaでの優勝に加え、ESEA Season 35 Asiaでの準優勝など、アジアトップCS:GOチームの1つとして活動を続けたPaper Rexですが、アジアシーンの現状を考慮し、CS:GO部門の解散を発表。解散に伴い、VALORANT部門への転向を発表しています。

Introducing Paper Rex Valorant 2021 - a fine mix (if you ask us) of proven CS veterans and up and coming stars.

From left to right:

🇸🇬 Tommy
🇮🇩 mindfreak
🇮🇩 f0rsakeN
🇸🇬 Benkai
🇸🇬 Retla
🇲🇾 d4v41
🇫🇷 alecks (Coach)

ℹ️ More details: https://t.co/BpJM4JvOmR#pprxteam #pprxvalorant pic.twitter.com/Tjv0IFceUY

— Paper Rex (@pprxteam) February 8, 2021

Paper RexでCGOを務めるdsnは、CSGO2ASIAのインタビューで「昨年末、2021年に向けてどのタイトルへ参加するかに多くの時間を費やしましたが、CS:GOから離れることが最善であるという結論に達しました。決して簡単な決断ではありませんでした。Paper Rexのスタッフは、全員がCounter Strikeをバッググラウンドに持っており、ゲームに対して非常に情熱を持っています。残念ながら、私たちがいる地域はプロのCS:GOチームを運営するに最適ではなく、ファンの関心が低く、予選枠も少ないため、大規模な大会でプレイする機会が限られています。」とコメントを残しており、アジアシーンの現状、VALORANTの将来性の高さを考慮し、CS:GOからVALORANTへ転向を決意した意向を明かしています。

同チームで特に注目のプレイヤーはTYLOOで活躍したxccurataの実の弟であるf0rsakeN。f0rsakeNは、昨年末にはVALORANTのアジアリージョンのリーダーボードランキングで3位にランクインしており、現在もリーダーボード上位の常連として知られています。

VALORANTへ転向したPaper Rexのラインナップは以下になります。

 Khalish "⁠d4v41⁠" Rusyaidee
 Benedict "⁠Benkai⁠" Tan
 Aaron "⁠mindfreak⁠" Leonhart
 Kumaresan "⁠Tommy⁠" Ramani
 Jason "⁠f0rsakeN⁠" Susanto
 Jorell "Retla" Teo
 Alexandre "⁠alecks⁠" Salle (coach)