KarriganがmousesportsからFaZeへ移籍した理由を語る

今年2月、mousesportsからFaZeへ移籍を発表したKarriganのインタビューがHLTVのポッドキャスト"HLTV Confirmed"より公開されています。

HLTC Confirmed内で行われたインタビューでは、mousesportsの抱えていた問題、FaZeへ移籍した理由について語っています。以下、HLTVより抜粋した文章を掲載。

Finn "⁠karrigan⁠" Andersenのコメント

コロナウイルスによるパンデミックが始まって以来、mousesportsにはwoxicに問題がありました。不安定な時期だったため、彼をベンチに移動させ、コーチングバグの使用により大会へ出場停止処分を受けたRejinもチームより脱退となりました。

その後、全ての問題を私一人で解決しなければいけないような気がしていましたが、これらがチームにとってのマイナス面であったとしても、大会の結果はそこそこの結果を出していました。

そして、woxicに代わって、Bymasを獲得し、AWPer無しでプレイしたりもしてみました。私がAWPを持つ時期もあれば、元よりAWPerであったChrisJがAWPを持つ時期もありましたが、誰もがコンスタントにプレイすることが出来ませんでした。

正直なところ、当時の私は今までにないほど燃え尽きていました。だからこそ、競技シーンから休養を取りたくないと思ったし、自分の将来を考える必要がありました。

そして、2020年後期は全力で頑張りました。当時、mousesportsに在籍し続ける可能性も低かったため、良いチームの状態でチームから脱退したいと考えていました。

昔から、「どんなチームでもkarringanが加入した当初はチームは強くなり続けるが、その後は進歩がない」という意見がありました。この神話を潰したかったため、せめて世界ランキング15位以内にmousesportsを残そうと努力しました。

2020年シーズンが終わり、mousesportsは新しい選手獲得に向け、そこまで資金を投資できないことが明らかになりました。そのため、若手育成を基本に、CS:GOチームとしては全く異なるアプローチをとっていると思います。

しかし、それはmousesportsが選んだ道であり、私もその決断を理解しています。一方、私はトップレベルで競技シーンを続けたいと思っていました。

複数のオファーを受けましたが、"mousesportsに残る"、"FaZeに加入する"意外に面白いオファーは無かったため、若い選手と共にプレイするより、経験豊富な選手とプレイすることを選びました。

FaZeがキャプテンを必要としていたことは知っていたし、他のチームへ行きIGLを代わってプレイするより、FaZeでIGLをプレイするほうが簡単な選択でした。

1ヶ月間、移籍を考えましたが、最終的にはチームの持つブランド、給与は全く関係なく、自分のキャリアの目標をどこまで達成できるかがカギでした。