CS:GOを運営するValveは4月15日、CS:GOのメジャー大会出場規約の改定を発表しています。

これまで、チート使用によりVAC BANを受けたアカウントを保有するユーザーは、Valveが主催するCS:GOの公式大会の本戦、予選へ出場が禁止されていましたが、今回の出場規約の改定により、5年以上前にVAC BANを受けた選手に限り、公式大会への出場が可能となります。

例外として、メジャー大会へ出場した後にVAC BANを受けた選手には年数に関係なく上記の規約は適用されませんが、Jamppi、vsmなど、幼いころにVAC BANを受けた選手はメジャー大会への出場が可能となります。

しかし、その他のルール変更はなく、swag、steel、DaZeD、AZKなど、八百長により公式大会への出場資格を剥奪された選手には、変わらずにメジャー大会への出場資格はありません。


CS:GO公式サイトより公開されたコメント

2021年のRMR大会のシーズンを迎えるにあたり、大会規約の一部を見直すことに決定しました。

今日に至るまで、CS:GOでVAC BANを受けた選手は、Valveが主催する大会への出場資格がありませんでした。この大会規約は、ゲームがリリースされたばかり、CS:GOのVAC BANが追加され比較的最近のものだったため、更新されていませんでした。しかし、VAC BANは8年以上前に実装されたものです。そこで、大会規約を更新することにしました。

今後は、VAC BANを受けてから5年以内であるか、Valveが主催する大会へ初めて参加した後(例:RMR大会の予選へ参加した後)にVAC BANを受けた場合のみ、大会への参加資格は失ったままとなります。また、アカウントへのVAC BANは同様に継続されることに注意してください。唯一の変更点は、Valveが主催する大会への参加資格に影響を与えることです。

選手がValve主催の大会へ出場できない理由は他にもありますが、これらについては変更はありません。

来るべき2021年のRMR大会に向けて、皆様のご期待に応えたいと思います。今年の秋に開催されるStockholm Majorに向け、より多くの情報をお届けしていきます。

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