NiP CS:GO部門の選手に殺害予告のメッセージが届く、NiP vs Anonymoの再試合を受けNiP CEOが脅迫のメッセージを辞めるようTwitterで投げかけ

NiP側のサーバー接続問題の主張により再試合となった「NiP vs Anonymo」ですが、NiP CS:GO部門の選手へ向け脅迫のメッセージが届いていることが、NiPでCEOを務めるJonas Gundersenのツイートより明らかになっています。

2-1でAnonymoの勝利で終わった「NiP vs Anonymo」ですが、FLASHPOINTの決定により、3マップ目のMirageに限り再試合が実施。Anonymoの選手は試合当日まで再試合を拒否し続けましたが、両チームのCEO、大会主催のFLASHPOINTの合意の下、再試合が行われ、結果はNiPが16-14で勝利となりました。

＊試合中、Anonymoはサーバーの不具合を訴えたNiPを考慮し、FLASHPOINTへ別日の再試合を希望したが、FLAHSPOINTより試合の続行が決定された。Anonymoが投稿した「FLASHPOINT、NiPより圧力をかけられた」が誤解を招く形となり、騒動へ発展した。

再試合が決定する以前より、「一度終わった試合を再試合は納得できない」、「メジャー大会予選で再試合は有りなのか」など批判的な意見がコミュニティより多く寄せられ、HLTVの試合ページは異例の3,000コメント越え。NiPへ加入したdev1ceのデビュー戦ということも加味され、好ましくない形で2021年で最も注目を集める試合となりました。

そして、NiP CEOのJonas GundersenはTwitterで以下のツイートを投稿。「感情的になり議論を引き起こす時ですが、私たちは可能な限り敬意を払うよう努めています。しかし、ただ試合を行い競い合うためにここに立つ選手に対する殺害予告や暴言は、誰もが認めるべきものではありません。どうか、選手たちを尊重してください」と述べ、NiP CS:GO部門の選手へ殺害予告のメッセージが明らかにしました。

An emotional and controversial time, that we are trying to be as respectful about as possible.

However, death threats and toxicity towards players who are just here to play and compete in the game that they, is something none of us should tolerate. Please have respect for that.

— Jonas Gundersen (@jonasgundersen) May 18, 2021

また、NiP勝利後、dev1ceは「恐らく、これまでの試合の中で最も最悪な気分です。新しく加入したチームを誇りに思いますが、大きな勝利の後に悲しい気持ちになったのは初めてです」とTwitterで投稿。ツイートには僅か1時間で3,000を超えるリプライが寄せられ、後にdev1ceはツイートを削除しています。

Redditに建てられたスレッドでは、試合に賭けていた視聴者、ポーランドファンによる脅迫のメッセージなど、様々な意見が寄せられていますが、過去に自国のチームが敗北したことで、相手チームの選手へ大量の殺害予告が贈られた事例が存在します。両チームともにまだ試合を控えているため、更に大きな問題に発展しないよう望まれます。